ジョージ カミカワ (上川ジョージ)
経歴
三重県桑名市出身、本名(丹羽亮二)。十代の頃ビートルズやローリングストーンズ等の音楽に影響を受けバンド活動を始める。ギターの手ほどきは兄(丹羽一博)からうける。学生の頃は70年代スタイルのロックバンドやブルースバンドで活動する。
ジョージカミカワは24歳の時にニュージーランドでバスキング(路上で音楽等のパフォーマンスをする事)を始める、その後オーストラリアに活動の場所を移し、バスキングとともにビクトリア州メルボルンのバーやパブ等で演奏し始める。
2004年ファーストソロアルバム『Blue to the Bone』をリリース。同年ニューサウスウェールズ州タンムワースで行われるカントリーミュージック祭のバスキングチャンピオンシップでディジュリドゥ奏者のドミニクシーレと共に優勝する。その後ドミニクと共に短期間日本で活動。
2005年オーストラリアでの音楽活動を再開し、Blues Train(実際に動いている汽車の中で行われるブルースコンサート) にもレギュラー出演し始める。
2009年にはオーストラリアの地元新聞 The Age よりインタビューを受け、路上等での活動が大きくとり上げられる。同年セカンドソロアルバム『Sliding days』をリリースする。また、オーストラリアのメルボルン観光テレビ番組Absolutely Melbourne(channel 7)ではメルボルンのバスカー(大道芸人)として紹介される。
上川ジョージは2010年津軽三味線奏者の只野徳子とジョージ&ノリコ(George Kamikawa & Noriko Tadano)のファーストアルバム『East West』をリリース、このアルバムはABC Limelight マガジンで4星の高い評価を受ける、またジョージ&ノリコはビクトリア州モートレイクで行われたバスキングコンテストでも優勝をおさめる。
また数々のミュージック・フェスティバルにも出演する(Womadelaide, Port Fair Folk Festival, National Folk Festival, Blue Mountain Music Festival, Blues on Broadbeach Music Festival, Echuca Winter Blues Festival 等)
2012年には、オーストラリアのテレビ番組“Australia’s Got Talent”に出演しファイナルまで勝ち残り、オーストラリア全土で注目を集める。
2015~2018年、豪華クルーズ客船のシアターでのライブを精力的に行う。
2017年以降はオーストラリア以外の国での演奏にも力を入れる。
ニュージーランドでの音楽フェス、故郷である日本ではジャパンツアー、2018年のカナダツアーでは複数のフェスティバルで大きな成功を収めた。
2022年以降も海外の音楽フェス、ライブハウスなどで演奏しつつ路上ライブも継続し、その活動がYoutubeで人気を集め、現在のチャンネル登録者数は19万人を超える。
音楽と演奏スタイル
ジョージカミカワはブルース、カントリーブルース等から強い影響を受け、独自のスタイルでオリジナル曲や古いブルースのカバー曲を演奏し、ソウルフルに歌う。そしてスライドギターを得意とし、ボトルネック奏法や膝の上に置いて演奏するラップスティール・ギター(lap steel guitar)も演奏する。
それと同時にリズミックなブルースハープ、左足はストンプボックス(キックドラムの役割をする楽器)、右足はドラムペダル(タンバリン、スネアドラム、シンバルを使い分ける)を演奏し、一人の人間が演奏してるとは思えない、一人5役の重厚なブルーズのワンマンバンド(one man band)のサウンドを奏でる。
また、津軽三味線奏者の只野徳子や和太鼓デュオのA.YAとの活動では、ブルースと日本の伝統文化である三味線や和太鼓をブレンドさせ独自の音楽分野を開拓し、東西音楽の文化的融合を成功させた。
https://www.facebook.com/JapaneseSummerFestival/videos/231597111202026/
https://www.youtube.com/watch?v=6Aw
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